街の植物図鑑②:ミント(ミドリハッカ?)
シソ科
先日歩いているとこんな風景を目にしました。
実は写真に写る小さな葉はほぼミント。辺り一面のミント畑です。
しかも、ここはハーブ園ではありません。
街中を流れる小さな川の川辺なのです。
こういう風景に出会えばすることは決まっています。
ナイロン袋をもっていざ、川べりへ。
採取したミントは自宅でフレッシュハーブティーに。
さて投稿の際に、ミントの名称をどうしようか迷いました。
ミントは交雑しやすく、種類も多いため、はっきりと「これ!」といった名前が、
特定しづらいからです。
このミントの特徴としては
①比較的メントール感がすくない
②葉は丸みを帯びている
③葉の表面にうっすら毛が生えている
③茎に毛は生えていない
毛が生えているミントと言えば、アップルミントが有名。
しかし、アップルミントにメントール感はありません。
また、アップルミントの場合は茎にも毛がはっきりと生えています。
そうした結果を踏まえて、アップルミントと交雑した「ミドリハッカ」の
可能性が高いと判断しました。
こういった街中の川は実は有用植物の宝庫なのです。
今までに発見したのはミント数種類、セリ、クレソン、ヤブツルアズキ。
そんなこともあって私は、川を見つけると河原に
おりて探索をしてみることにしています。
皆さんも川辺を見つけたら少し、足を止めて散策してみてください。
もしかしたら、面白い植物が生えているかもしれませんよ。